切断・穿孔事業事業と技術

ダイヤモンド工法の商標権を持つ
パイオニア企業

硬い工業用ダイヤモンドを使用した工具による「ダイヤモンド工法」(登録商標第4396457号)で、コンクリートから金属まであらゆるものを切断・穿孔(穴あけ)します。
スピーディーな施工と騒音・振動・粉塵の少なさから、都市機能や環境に配慮した工法として、舗装やコンクリート構造物などさまざまな分野で活躍の場を広げています。

フラットソーイング工法

ダイヤモンドブレードを高速回転させ、道路や床面を垂直に切断します。

  • フラットソーイング

    床・床版・舗装など水平面をスピーディーに切断します。配管埋設工事や、上下水道・道路の改修、目地切りなどに適しています。

  • 乾式フラットソーイング

    マシンに集塵機能を付加し、粉塵を抑えます。水を使用しないので、給水設備や濁水処理が不要です。

  • 電動フラットソーイング

    排気ガスを一切出さない、人と環境にやさしい工法。酸欠問題の解消など安全な作業環境の確保と、CO2低減に大きく貢献します。

  • 円形フラットソーイング

    マンホール補修に最適な工法です。直径750〜1500mm、深さ最大150mmまで切断できます。

  • ウォーター・リサイクル

    作業時の排水を回収・再利用。環境に配慮したECO工法です。

コアドリリング工法

ダイヤモンドビット(筒状の刃先)を高速回転させ、精度の高い円形穿孔を行います。

  • コアドリリング

    正確な円形切断を求められる現場に適しています。給排水管・電気配線・エアコンのダクトなど、どのような径の穴でも容易に穿孔できます。

  • 乾式コアドリリング

    マシンに集塵機能を付加し、水を使わずに粉塵を抑えるドライ工法。絶対に漏水できない場所での工事や、排水処理設備のない場所での工事に適しています。

  • 特装車コアドリリング

    トラックにマシンを搭載し、移動時間の短縮・作業の効率化を実現。素早い待避が必要となる空港など、特殊な場所での工事に適しています。

  • 遠隔式コアドリリング

    水中のコンクリート構造物を遠隔操作で穿孔します。潜水士による手作業を大幅に削減し、安全性を高めることができます。

  • エコア・コアドリリング

    水圧駆動式のマシンにより、水際・水中作業での油漏れのリスクをゼロに。廃オイルの処理も不要で、環境に配慮した工法です。

  • 地盤穿孔コアドリリング

    現場への搬入が容易な軽量・コンパクトなマシン。山岳地や狭隘地での杭施工や既設基礎補強のための杭施工などに適しています。

ウォールソーイング工法

壁面・斜面・床面などの平面部分を、ガイドレールに沿ってダイヤモンドブレードで正確に切断します。

  • ウォールソーイング

    コンパクト設計なので、狭い場所での作業もスムーズ。ビル、高速道路、地下鉄など幅広い現場で機動力を発揮します。

  • 乾式ウォールソーイング

    マシンに集塵機能を付加し、水を使わずに粉塵を抑えるドライ工法。絶対に漏水できない場所での工事や、排水処理設備のない場所での工事に適しています。

ワイヤーソーイング工法

ダイヤモンドチップが焼成されたワイヤーを切断対象物に巻き、張力をかけながら高速回転させることで切断します。

  • ワイヤーソーイング

    コンパクト設計なので、狭い場所での作業もスムーズ。ビル、高速道路、地下鉄など幅広い現場で機動力を発揮します。

  • 乾式ワイヤーソーイング

    マシンに集塵機能を付加し、水を使わずに粉塵を抑えるドライ工法。絶対に漏水できない場所での工事や、排水処理設備のない場所での工事に適しています。

グルービング工法

  • グルービング

    空港の滑走路や高速道路などの路面に細かな溝を切り、重大なスリップ事故を防止する工法です。

その他

  • バースター

    基礎や柱、300mm以上の厚さのコンクリート壁などの解体に適しています。コンクリートを内側から押し広げることによって、静的に破砕します。

切断・穿孔工事の特長

01振動が少ない
ダイヤモンドで切断することにより、破壊時に比べ振動が発生しません。
02騒音が少ない
打撃音がないため、騒音レベルが抑えられます。ビルや住宅などの作業では、音や振動が苦情に繋がりやすいため、ダイヤモンド工法が選ばれています。
03高い機動性
ほとんどの機械が手運びや自走で搬入でき、さまざまな場所での施工が可能です。
04組み合わせが自由
ダイヤモンド工法はバリエーションが豊富。床・ 壁・柱・大きな構造物に対し、工法を組み合わせることで維持・補修・解体への幅広いニーズに応えられます。
05個別開発による拡張性
ダイヤモンド工法を応用した機械開発、治具開発を自社研究開発組織で行っています。
試験施工ヤードも完備しており、スピード感のある開発が可能です。
施工中の作業員の後ろ姿

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