「10年後の第一カッター」をテーマに社員研修で映像制作をしました

 当社では、管理者層及び役職者の育成を目的とした「第一カッター・マネジメントスクール」を毎年開催しています。
 多くのモノつくりをする企業では、自分たちの働きが製品や商品といった形となって表れます。建設業においても橋や道路、建物など、自身が完成までの過程に携わった実感と達成感を得ることができ、それをやりがいとして働いている方々を多く知っています。しかし、道路を切り、汚れを洗い、構造物を撤去する、モノを無くす私たちの仕事は形として残る成果物が無いため、中々達成感を得づらく、本人たちの甲斐性に頼ってしまっている部分があることも否めません。
 そこで、6期目となった今回の研修では、従来の座学中心の形式から、研修生が共創して一つの映像作品を成果物として制作する内容にしてみました。
 テーマを「10年後の第一カッター」として、未来の社会情勢や自分たちの私生活、一緒に働く仲間、そして災害時には被災地の復興に協力するなど、会社があるべき姿を想像して、参加者各自が考えたシナリオを持ち寄り、一つにまとめ、配役まで整えた上で自分たちも演者として作品に出演をしています。
 この研修を通じて、私たちが日々行っている業務においても、過程をデザインし、演出して仲間と共同で作業していくことは、モノつくりと同じであり、しっかりと達成感を得ることができるのだと、実感ができたように思えます。
 彼らが想像した未来は、「こうであって欲しい未来」でもあると考えています。その実現に向けて一歩一歩取り組んで参りますので、今後ともご支援くださいますよう、お願いいたします。
 すでに、社内発表も済ませ、従業員からの評価も上々のようです。ぜひ、皆さまも大きなお心でご覧ください。宜しくお願いいたします。

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