無動力追従式切断工法「Quattro FX」を開発しました
老朽化した橋梁などの構造物更新における新しい切断技術「無動力追従式切断工法・Quattro FX」を開発しました。

この新技術は、上床版を残したままでの桁と床版の縁切りを高精度かつ安全に実施できることを特徴としています。従来の技術では切断時に精度の確保や作業の安全性が課題でしたが、Quattro FXは、追従プーリー(※1)を活用し、切断ラインの高さを一定に保ちながら作業を行うことができるため、従来困難だった作業の効率化が可能となりました。
また、本技術は切断時の粉塵飛散を抑制し、周囲環境への影響を最小限に抑えることができるため、安全性が向上し、現場での作業環境の改善にも寄与します。老朽化した構造物の更新が進む中で、より安全で効率的な作業方法を提供するため、Quattro FXは今後の橋梁リニューアル工事において期待される技術となります。
詳細については、以下プレスリリースよりご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000006661.html
※1『追従プーリー』は、特許第7499675号「発明の名称:追従式のプーリーユニット及びこれを用いるワイヤーソーマシン」に基づき、特許取得済みです。