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第一カッターとは
日常も、いかなるときも社会インフラの安全を守り、安定した社会を支える
第一カッターは、道路や橋といった社会インフラの維持修繕に係わる工事事業を行っています。老朽化や自然災害の頻発など、社会インフラを取り巻く環境は日々変化しています。人々が安全に安心して使えるように、作業の一番手として社会インフラを再起動させることで、社会に対する責任を果たしています。
第一カッターの事業
6つの事業で実現する持続可能な社会
「切る」「洗う」「はつる」「剥がす」「削る」それぞれの技術を追求し、社会インフラを支えています。事業の展開を通じて、社会と環境、双方の持続可能性を高めることを目指しています。

第一カッターの強み
成長市場のリーディングカンパニー
高度経済成長とともに整備が進められてきた各種社会インフラは、老朽化などにより品質劣化や耐久性・耐久力が低下してきており、これらの改修・補修のニーズが高まってきています。
「ものづくり」から「リノベーション・リニューアル」の時代へ変化するなかで、第一カッターは専門工事業界のリーディングカンパニーとして、M&Aによる工法の多様化や事業所の全国展開を進めています。
社会インフラの改修・補修ニーズの
高まり
リニューアル(維持修繕工事)が建設マーケット全体に占める割合は、2001年度に20%台へ到達後も増加傾向で、2023年度には最大約5兆1,000億円に上る見通しです。

全国をカバー
全国を網羅的に展開しているのは、当社グループのみであり、業界ナンバーワンの実績を有しております。

高い収益基盤
社会インフラの改修・補修で活躍する切断・穿孔事業をコアとした収益基盤で、過去1度の赤字を除き、営業利益率は概ね10%以上で推移しています。
建設業界の売上には季節的な変動がありますが、ビルメンテナンス事業やIT機器・オフィス機器のリユース・リサイクル事業への参入など事業を多角化することで、循環型社会への総合的な貢献とともに長期的な企業価値の向上を図り、業績の変動を標準化していく方針です。

優秀なインフラエンジニアの
育成・輩出
人的資本は、第一カッターが責任をもって責務を果たすための必要不可欠な資産です。「EX(従業員体験)の多様性や質の向上」「ブランディング」「安全・安心の追求」の3つを人材戦略の柱に掲げ、優秀な人材が集まる仕組みづくりと、誰もが長期的に活躍できる働きやすい職場環境を構築しています。
EX(多様性・質の向上)
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キャリアの多様性を尊重
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社会人大学への入学の推奨など、ステージに応じた教育機会の提供
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女性活躍の推進
ブランディング
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事業全体の社会的価値を可視化
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仕事への誇りや職人の格好良さを発信し、働きがいを向上
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仲間(ステークホルダー)の拡大
安全・安心の追求
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技術マニュアルの整備や、無形の技術を画像/映像/数値によって可視化し、継承する
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ワークライフバランスの確保や、地域と協力した子育て支援の実施
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年次、階層、目的に合わせた研修制度の充実
第一カッターの歩み
茅ヶ崎から全国へ。社会を支える存在として、世界でも宇宙でも第一に呼ばれる会社を目指しています。
1966-1979
第一カッター興業の創業
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1966年3月 フラットソーイング工事専門の施工を目的として第一カッター興業を個人で創業
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1967年8月 神奈川県茅ヶ崎市柳島1588番地に第一カッター興業株式会社を設立

1980-1993
業容の拡大
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長さ4,000mにわたる基地滑走路のコンクリート全面打ち替え工事(1986年)、空港滑走路灯器埋設工事(1987年)と大規模な工事を成功

1994-2004
事業領域の拡大、株式の上場
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2004年6月 JASDAQへ株式上場
(証券コード:1716)

2005-
海外進出・新分野参入
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2005年2月 はじめての海外工事をインドネシアで実施
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ビルメンテナンス、下地処理、環境ビジネスに進出

SDGs達成に向けた取り組み
第一カッターでは持続可能な社会の実現に向け、5のマテリアリティを設定し、SDGsの14の目標に取り組んでいます。
社会
優秀なインフラエンジニアの育成・輩出
・人材採用及び育成の強化
・ワークライフバランスの推進
持続的なビジネスモデルの形成
・環境負荷軽減、品質向上、省力化などにつながる技術・研究開発
・グループ会社、協力会社、同業他社、パートナー等とのネットワーク強化
・安全性の確保
コミュニテイとの共存
・地域社会への貢献
環境
循環型社会への貢献
・温室効果ガスの抑制
・騒音の抑制・防音の強化
・水の適正な管理
・廃棄物の適正な管理
・老朽化建造物の維持補修
ガバナンス
コーポレートガバンスの強化
・コンプライアンスの遵守、意識の浸透
・取締役会の実効性機能向上
・子会社管理