コアドリリング工法地盤穿孔コアドリリング
微粒気泡で孔壁を自立
地盤穿孔工法は、山岳地や狭隘地での杭施工あるいは既設基礎補強のための杭施工等を行う際に好適な穿孔工法です。作業装置全体が軽量・コンパクトであり、資機材の搬入が容易に行うことができます。また、泡(微粒気泡)を送り込みながらのダイヤモンドビットによる回転掘削法を採用しているので、あらゆる地質に対しても適用可能であり、斜杭の施工はもちろん、施工精度も確保できます。
「削孔装置、削孔方法及び杭の構築方法」で特許取得済。
※特許第4709040号 共同特許権者:東京電力(株)、ピースダイヤモンド工業(株)
用途
- 山岳地や狭隘地での杭施工
- 既設基礎補強のための杭施工
#tag
- 削孔
- マンホール
工法の特長
- コンパクトなため、重機の侵入が難しい山岳地や狭隘地での杭施工・既設基礎補強が可能
- 微粒気泡による孔壁自立作用により、比較的軟弱な地盤においても穿孔が可能
- 鋼材等の障害物を含むあらゆる地質に対しても適用が可能
- 既設基礎の補強対象が小型鉄塔基礎において、小口径による施工が可能
泡コアドリリング工法システム図
切断水の代わりにコンプレッサーを使用した微粒気泡を使用することで、コンクリートや鋼材だけでなく、土も削孔することができます。
ヘリコプターでの搬入
コンパクトなため、山岳地や狭隘地への搬入も可能です。
孔壁
微粒気泡と土が混ざり左官された状態となり孔壁が自立します。
取り出したコア
削孔したコアは筒状に取り出されます。
斜孔施工
あらゆる地質に対して適用でき、斜杭での施工も可能です。