D1 WORKS
第一カッターの仕事
こんなところに、
第一カッター!
道路、鉄道、空港、水道、橋、発電所、ダム、工場…。
すべての構造物は、時とともに少しずつ老朽化していきます。私たちはそれらを「再生する」ため、
あるいは新たなものを「創る」ために、「壊す」ことで社会に貢献しています。
01
ROADS
一般道
フラットソーイング工法
水道管の交換
水道管の耐用年数は約40年と言われており、その更新作業が急がれています。一般道に埋まっている水道管は、フラットソーを使ってアスファルトを切断することで、交換・補修が可能に。生活に必要不可欠な水道インフラの長期保全を支えています。
ウォータージェット工法
白線の除去
たとえばバス停の位置が変わった時や、道路拡張で車線が増えた時。不要となった道路の白線を、ウォータージェットで除去しています。細いノズルの先から出てくる超高圧水を、アスファルトには影響がないレベルの水圧に調節し、白線だけを除去します。
02
HIGHWAYS
高速道路
コアドリリング工法・
フラットソーイング工法・
ワイヤーソーイング工法
高速道路の床版取替
昭和30~50年代にかけて建設されたものが多く、現在老朽化が進みつつある高速道路。そのリニューアル工事の一つとして、既存道路を切断し、床版(車両の重みを支える構造的な床)を取り替え可能にすることで、高速道路の長寿命化に貢献しています。
03
AIRPORTS
空 港
グルービング工法
滑走路のすべり止め
空港滑走路の安全保守にも関わっています。滑走路に数ミリ程度の溝を無数に入れることで、着陸時のタイヤとの摩擦力をあげ、雨天時にハンドルやブレーキが利かなくなるハイドロプレーニング現象を防ぎます。
コアドリリング工法(コア特装車)
灯火の設置
夜間の滑走路を明るく照らす、無数の「灯火」。灯火の設置には、丸い穴をあけるコアドリルを用いており、第一カッター興業ではこの作業専用の特装車があります。車両に道具を搭載にすることで、緊急着陸が発生した場合など、急な滑走路開放が可能に。現場の環境・ニーズに合わせて柔軟に対応しています。
04
STATIONS
駅
ウォールソーイング工法
エスカレーターの設置
たとえばバリアフリー化のため、駅にエスカレーターを新設する時。階段など複雑な形状の切断には、斜面や壁面でも使える、ガイドレール付きのカッターを使って、切断しています。
05
POWER PLANTS
発電所
コアドリリング工法+
ワイヤーソーイング工法
タービンの交換
老朽化した発電所のタービン交換に伴う切断を行います。大型のものを切断する時は、コアドリルで穴をあけ、その穴にワイヤーソーを通して切断。複数工法の組み合わせも、当社の得意技です。
06
FACTORIES
工 場
ワイヤーソーイング工法
煙突の撤去
老朽化して使われなくなった煙突は、クレーンで吊りながら、少しずつ輪切りにしていきます。周囲への落下物を最小限に抑え、安全に配慮しながら解体しています。
ウォータージェット工法
配管清掃
石油や薬液などを扱う工場は、配管内に少しずつ汚れが付着することで流量が減り、生産性にも影響が出てきます。定期的にウォータージェットで高圧洗浄することで、生産性をキープするお手伝いをしています。
07
DAMS
ダム
コアドリリング工法
ダムの改築
急峻な河川が多い日本で、水害の減少に役立つダム。技術の進歩に合わせてより良い機能を追加するために、コアドリル工法でダムの形を整え、改築工事を行います。
08
BRIDGES
橋
ウォータージェット工法
橋脚の補修
コンクリートでつくられた橋脚は、海風・海水などによって劣化しやすい特徴があります。海水が浸透して内部の鉄筋まで錆びてしまう前に、表面のコンクリートだけをウォータージェットで破壊し、橋脚の再生をお手伝いしています。
09
HARBORS
港湾
ワイヤーソーイング工法
埠頭の解体
出入りする船舶の大きさが変わると、埠頭もそれに合わせて解体することがあります。たとえば大型船が航行するようになった時は、埠頭の一部の切断、解体します。
10
SHIPS
船
ウォータージェット工法
塗膜の除去
船舶は、底部に付着した汚れや、外部塗装の経年劣化により、推進力が低下することがあります。そこで再塗装のために、ウォータージェットを使って船体本体は傷つけない水圧で、古い塗装や汚れを除去しています。
11
STORES
店 舗
プラチナコンクリートフロア
(下地処理工法)
床面研磨
長年培った切断技術を応用した、「磨く」技術もあります。たとえば店舗など商業施設の床。通常は、塗装や床材貼付にすることが多いですが、コンクリートの素地を直接磨きあげることで、より耐久性の強い仕上がりとなります。