INTERVIEW02

資格取得を切り口に
施工管理としての
道を拓く。

INTERVIEW

KEITA SEKIGUCHI

PROFILE

関口 径太
 2017年入社

さいたま営業所 工事課
 人間学部 人間科学科卒

01/03

苦労が報われた、施工管理としての表彰。

入社2年目で、二級土木施工管理技士の資格を取得。3年目からは少しずつ施工管理を任されるようになりました。通常は自分の手を動かして工事を進めますが、協力会社が何社も入るような大規模な現場では、年に何度か監督側に回っています。

施工管理として苦労するのは「感覚のつかみにくさ」です。自分で工事をしていれば、あとどれくらいの時間をかければ終わりそうか、感覚的に見通しがつきます。ところが施工管理となると、そういった手がかりがないままに時間の配分を考え、作業を段取っていかなければならない。コミュニケーションがそんなに得意ではないのに(笑)、作業内容や安全のポイントをしっかり周知しておくことも自分の役目です。

苦労は多いものの、だからこそ、うまくいった時の喜びも格別です。ある高速道路の現場では、2か月間にわたる工事を合計4回、トラブルなく完了したことで元請けから表彰され、社内でも功労賞を受けました。評価がこういう形になるのは、本当に嬉しいですね。

INTERVIEW

02/03

浄水場を、3か月で消す。

この仕事をしていていちばん気持ちがいいのは、「あったものが、きれいになくなること」です。

これも施工管理として携わった案件ですが、浄水場を丸ごと取り除くという仕事がありました。しかも、通常なら4か月はかかるところを、3か月への短縮をめざす難工事。当然、従来通りのやり方では追いつきません。さまざまな人の協力を仰ぎながら工夫を重ね、どうにか間に合わせることができました。あれほど存在感のあった浄水場をきれいさっぱりなくせたことと、限られた工期でやりきったこと。二重に気持ちのいい工事でした。

もし「施工管理と職人、どちらがいいか」と問われたとしたら……答えは出そうにありません。大きな現場を受け持つ施工管理の達成感と、自分の手で工事が進んでいく職人の実感。どちらも手放しがたいからです。だからこそ、その両方を手がけることができる現状にはやりがいを感じています。

INTERVIEW

03/03

あなたが切り拓きたいものは?

男性の育休を、当たり前に。

私が何よりも大切にしているのは、家族と一緒に過ごす時間です。実は工事課社員として、初めて3か月の育休を取ることが決まっています。

これまでも第一カッター興業では、東証一部上場企業として福利厚生の充実に力を入れてきました。制度も進化を続けていますが、やはり実際に使われてこその制度です。私が前例になることで、男性社員の育休が当たり前になっていくことを願っています。

仕事においては、もっと大きな現場を任されるようになりたいですね。私の上司が資格取得に熱心な方なので、私も触発されるように、施工管理技士の資格を志すようになりました。入社2年目で取得した二級に続き、そろそろ一級に取りかかりたいと考えています。資格を通じて手がける仕事をスケールアップし、子どもに「ここ、お父さんがやったんだよ」と自慢できる工事を増やしていきたいですね。

INTERVIEW

INTERVIEW02

KEITA
SEKIGUCHI

MY FAVORITE

MY FAVORITE

スコティッシュフォールドの「きび」です。もともと奥さんが飼っていたネコで、結婚と同時に一緒に暮らすようになりました。体をすり寄せて甘えてくるのがかわいくてたまらないのですが、誰にでもやるのがちょっと残念です。

SCHEDULE
7:00
出社・移動 作業車で現場へ移動
8:00
作業 コアドリルによる穿孔や、ウォールソー、ワイヤーソーを使った切断
12:00
休憩 昼食
13:00
作業 午前に引き続き現場作業
15:00
帰社 作業車で会社に戻り、片付けと翌日の段取り
16:00
退社