INTERVIEW01

男性社会という
常識を切り崩し
働きやすさを体現する

INTERVIEW

KANAMI INOUE

PROFILE

井上 佳奈美
 2020年入社

東京支店 工事課
 体育学部 体育学科卒

01/03

社長のフレンドリーさに
惚れる。

会社説明会での第一印象は「社長がフレンドリー」。本当に自分にできる仕事なのか最初は半信半疑でしたが、社長がざっくばらんに話しかけてきてくれたおかげで、不安はだいぶ軽くなりました。社長といえば、堅くて怖い人というのが私のイメージ。けれど、その先入観とは真逆の雰囲気だったのです。こんな社長がいる会社なら、きっと何とかなるはず。わからないことも多かったけれど、まずは飛び込んでみることにしました。

今、私が現場で担当しているのは、コアドリルによる穿孔や、電気カッターを使った切断。たとえば、ビルの解体現場に作業用エレベーターを設置するため、電気カッターで床を四角く切るといった作業を行っています。高速道路の中央分離帯など、普通なら入れないところにも入れるので、ちょっと優越感を感じます。

ある程度は覚悟していたものの、やはり機械はなかなかの重さ。操作自体はシンプルですが、セットに手間取ることもあります。困っていると、先輩がごく自然に、スッと手を貸してくれます。社長の人柄をもとに期待した通りの、アットホームな職場がそこにありました。

INTERVIEW

02/03

先輩のヒントを糧に、
一歩ずつ職人へ。

最初のうちは、知識不足にも苦しみました。水を多用する現場なので、機械トラブルがよく起こります。そんな時、どうすれば復旧できるのかわからず、作業が止まってしまうこともしばしば。最近になって、ようやく自力で解決できるようになってきました。

また、いわゆる「職人の勘」が身についていないがゆえの苦労もあります。コンクリートの壁にコアドリルで穴を開ける際、刃先に当たっているのがコンクリートなのか、その奥の鉄筋にすでに達しているのか、微妙な違いが判別できない。先輩は「感触でわかるよ」と言うのですが、その感触がわからない。けれど、「水に鉄粉が混じってきたら、鉄筋に届いている証拠」というヒントをもらい、少しずつ見分けられるように。

早く技術を身につけて、憧れの先輩たちに少しでも近づきたい。そんなふうに思えるようにもなってきました。20年選手でも、まだまだ修行中という世界です。先は長そうですが、地道に経験を重ねていきます。

INTERVIEW

03/03

あなたが切り拓きたいものは?

女性活躍の前例になりたい。

女性の採用に積極的な第一カッター興業ですが、今はまだ、圧倒的に男性の多い職場です。私自身、女性のロールモデルが身近にいないため、産休・育休などの制度が整っているのはわかっていても、本当に取得できるのか不安になることもあります。

それならいっそ、自分がロールモデルになろうと思います。制度をしっかり活用し、将来的なライフイベントと仕事を両立することで、これから入ってくる女性が安心できる風土づくりに一役買ってみせます。「現場と家庭の両立は難しい」というのが業界の常識ですが、それを覆すような新しい働き方が開拓できたら嬉しいですね。内勤に異動する手もあると聞きますし、さまざまな可能性を積極的に拡げていきたいと考えています。

こんなふうに思うのも、第一カッター興業がずっと勤め続けたいと思える会社だからです。辛いことも多かった就職活動の末に、ようやく巡り会えたこの会社をもっと良くしていくために、環境の改善などにも働きかけていこうと思います。

INTERVIEW

INTERVIEW01

KANAMI
INOUE

MY FAVORITE

MY FAVORITE

母のママさんバレー仲間にネイリストがいて、よくお願いしています。年末年始やハロウィンなど、イベントに合わせて変えることが多いですね。これまででいちばんのお気に入りは、干支の「丑」。気に入りすぎて、干支に関係なく2回もやってもらいました。

SCHEDULE
7:00
直行・移動 集合場所で作業者にピックアップしてもらい、現場へ
7:20
作業準備 着替えをすませ、書類で作業内容の確認
KY(危険予知)のチェックシートに記入
8:00
朝礼 朝礼とラジオ体操を行う
8:30
作業 コアドリルでの解体作業
12:00
休憩 昼食
13:00
作業 引き続き、コアドリルでの解体作業
17:00
撤収 片付け、現場事務所で伝票記入、帰り支度
17:30
退社