「一緒に働く人達が相談しやすく、働き甲斐がある営業所と思って欲しい」ーーー北陸営業所を長年支える3名から北陸営業所の良点・雰囲気を聞く

第一カッター興業株式会社(以下DIC)は、全国に13の営業所を置き事業を展開しています。

北陸営業所は、新潟市に位置する営業所で、新潟県・富山県・石川県・福井県・長野県の5県をカバーしており、少人数でアットホームな雰囲気を特徴としている営業所です。

今回は、営業所開設当時から同営業所を支えてきた計画の高橋さん、総務の柳さん、そして北陸営業所を牽引する井上所長が、ざっくばらんに等身大の北陸営業所について語り合いました。

🔳PROFILE🔳

🔳井上さん 北陸営業所所長   
2005年入社。群馬営業所(工事課)さいたま営業所(営業)を経て、2015年より北陸営業所勤務。
2019年より同営業所所長。 

🔳高橋さん  計画課
2009年入社 自動車部品の金型制作企業・橋梁の解体企業を経てDIC入社。
安全性・作業性を踏まえて構造物をいかにして分割・切断するかを検討し図面化する、
計画業務をおこなう。

🔳柳さん 総務   
2009年入社。高橋さんと同期。北陸営業所の立ち上げ当初より、総務業務を幅広く担当。

小人数だからできないことよりも、少人数だからこそできることに目をむける

ーー本日は営業所の雰囲気をステークホルダーの皆様に知っていただきたく、北陸営業所を長年支えている3名の方に集まってもらいました。初めに北陸営業所の沿革・概要について教えていただけますか。

井上さん:2009年に北陸営業所を新設し、15年目を迎えております。

立ち上げ当初は所長・営業・計画・総務の4名体制でスタートしましたが、現在は工事課も含めて9名体制となっています。他営業所と比べると人数は少ないですが、当初と比較すると増えたな―としみじみ感じます(笑)

エリアでは北陸地方を広くカバーしており、ダムなど大型建築物の工事等を多く手掛けております。

また現在北陸地方では能登半島地震によって被災した道路の修復工事が急ピッチで進んでいますが、北陸営業所にもお客様から補修工事における相談やお問い合わせを頂いています。

震災復興に向けて会社として少しでも役立つことができたらと考えています。

ーー働く人にとっても震災復興に関わるということは大きなやりがいとなりそうですね。DICには13の営業所がありますが、ずばり北陸営業所の特色ってどんな点でしょう?

井上さん:少人数組織だからこそ実現できる、チームワークの良さや、緊密な連絡体制、風通しのいい風土づくりをメンバー全員が大切にしていることかなと思います。

小人数だからできないことよりも、少人数だからこそできることに目をむけるのが、北陸営業所のいいところだと考えています。 

柳さん:それ、分かります!

工事課の20代の担当者があれこれ調べて「こういう道具を使うと、もっと効率よく仕事がすすめられるんだけど…」なんて話している時があるんですが「現場で役立つ工具のことなら、まずは所長に直接相談してみれば?」と私も声をかけています。

うちの所長は工事経験も、営業経験もあるので、現場の声を大切にするし、少人数ですから意思決定のスピードも早いんです。

所長は人の話をよく聞いてくれるので、話を聞いてこれは良さそうだとなれば決めるのも早いし、提案した工事課のメンバーのやる気にも繋がりますからね。

高橋さん:他には北陸営業所は「工事・営業・計画」3部門で相談できる体制が整っていることも特色と思います。

北陸エリアには、大規模なダムや橋梁が多く、営業担当者だけでは判断に迷う場合に、計画担当がいることで工作物の具体的な分割方法、どの部分をどのような工法で切断するのか、どのような手順を踏んで進めるか、工期の目安などについてサポートすることもできます。

営業・計画・工事部門が意見交換することによって悩みを持ち越さないことに繋がり、働きやすい職場にもなっていると思います。

「最近どうしてる?」なにげない声かけを大切に

ーーー高橋さんから話があった働きやすい職場という点ですが、北陸営業所について聞くとアットホームな営業所で働きやすいと社内でよく聞くのですが、何か意識されていることはありますか?

井上さん:そうですね、ありがたいことに社内外でよくそのように言っていただきますが、何か取り組んでいることといえば「何気ない声かけ」だと思います。

何かあって事務所に帰ってくると、必ず柳さんや高橋さんが「どう?」とさりげなく声をかけてくれるのです。自分のことを心配してくれる、人生の先輩が職場にいるんだというだけで癒されますよね。

高橋さん:そうそう。柳さんの声かけは、本当に素晴らしいよね。

この間なんか、宅配便の配達の人にまで「最近どうしてる?」って声かけしていて、
もう神業レベルの癒しの声かけなんだよなぁ(笑)。     

井上さん:実は、北陸営業所は、人事異動以外で、これまで離職する人がいないんですよ。

20代の若手メンバーも定着してくれているし、年齢に関係なくメンバーそれぞれが、ほどよい距離感は保ちながらも、柳さんを手本にして「声かけ」が自然にできているから、職場になじみやすいというところはありますよね。

柳さん:そんなに言ってもらえて嬉しいような、恥ずかしいような・・・(笑)

今後も声掛け頑張っていきます!

営業所が拡大しても、年代や立場に関わらずお互いに尊重しあって話しあえる環境づくり

ーー最期に皆さんが考える今後の方向性や取り組みたいこと等について教えてください

井上さん:今後は、営業・工事部門の人材を増やして、公共工事部門・民間企業部門いずれの領域でも裾野を広げていきたいところです。裾野を広げるにあたって基盤は固めていますが、担当エリアが広域に渡る為、人材の確保を今後も注力しておこなっていく予定です。

柳さん:営業所が今後も大きくなることを考えると、お互いの立場や意見を今まで以上に尊重しあうことをカルチャーとして大切にしていきたいと思います。

20代から50代までさまざまな年代のメンバーがいるわけですから個人個人の考えも当然それぞれで違ってくると思いますし、仲間が増えることによりコミュニケーションを取る頻度も減少し、お互いの意思疎通がうまく取れなくなる可能性もあると考えています。

その際に相手のことを思いやったり尊重することができるだけでも皆が働きやすい環境作りということに大きく繋がってくるのかなと思います。

高橋さん:人数が増えたことで営業所が手狭になってきていることもあるので、今後の増員も見越して営業所のリニューアルも出来たら良いですよね。自分と柳さんがいるまでに・・・(笑)

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